全部HUGでやっちゃえばいい
なるべく療育に労力を割きたかったので、それ以外の事務作業を出来るだけ簡略化したかったということが前提としてありました。
HUGは、お子さんの出欠管理も出来るし、保護者の方との連絡帳のやり取りもできるし、児童の記録と、職員の記録が同時に賄えて、国保連への請求も出来て、それ以外にも職員の勤怠管理もできるということだったので、HUGを1つ入れれば、やらなければならない事務作業を全部HUGでやれるということが魅力的で導入しようと思いました。
他のシステムをいくつか検討しましたが、全部できるシステムがHUGしかなくて…
国保連の請求はできるけど、職員の勤怠管理はできないから別でやらなくちゃいけないものがほとんどだったと思うので、「全部HUGでやっちゃえばいい」ということが、すごく魅力的でした。
サービス提供記録も”療育の一環”と位置付けた丁寧な記載
職員たちには「書く内容も療育の1つと位置付けている」と伝えています。
送迎の際にも今日の様子や、ふわっとで取り組んでみてよかったこと等をお伝えします。同時に記録の中でもお伝えしていくことで、保護者の方と同じ方向を向いて子育てをしていくことにつながると思うので、連絡帳のやり取りも療育の1つとして考えています。
あとは、安心して預けてもらえるように、私達職員がどんな想いでお子さんたちに関わっているのか伝わるように書いてくださいともお伝えしてます。
HUGの連絡帳はコミュニケーションツール
連絡帳に写真がたくさん載せられるのでご家族にとても好評です。
ふわっとでの様子が手に取るようにわかると言ってもらえていますし、楽しみにしているそうです。
おうちでお子さんと一緒に写真を見ながら、「こんなことしてきたんだね~」と話かけるなど、親子のコミュニケーションツールの1つとして活用されているご家族もいます。
そういう意味でも写真を送れることは、すごく有難いと思っています。
連絡帳は朝から活用
重心児は体調が変わりやすいので、当日の朝に体調を教えてくださいとお願いしています。職員は、それを元に打ち合わせをしてお子さんたちを受け入れるので、連絡帳は朝から活用しています。
日々の連絡のほかにも保護者の方が、おうちやお出かけ、リハビリなどふわっと以外での様子を送ってくれます。
10年先を見据えた ”今” の支援をしっかりと長く続ける
うちは、療育の質というものにすごくこだわりを持っています。
開所してまだ3年目です。1年目では分からなかったことが2年目に分かったり、2年目で分からなかったことが3年目でようやく分かったことも沢山あります。
今、良いと思って一生懸命やっていることが、どんな形になるのか10年単位で見ないと分からないところもあると思います。
ふわっとに来ている子は、重心児なので1人暮らしをすることは難しい子が多いと思いますが、周りの人に自分の意思を伝えて、やり取りをして、幸せで豊かな人生を歩んでいって欲しいです。
それには、周りと良い関係を築いていく力がとても大事で、18歳で大人の世界に出るときまでに、たくさんの力を付けてもらいたいと思っています。